新型コロナウイルスなどで思いがけず収入が減り、住宅ローンの返済が滞ってしまうことがあるかもしれません。
返済のプランの見直しで相談することが大切ですが、返済が厳しい場合は任意売却という選択肢もあります。
ここでは、任意売却のタイムリミットやタイミングについて解説します。
ぜひ参考にしてみてください。
□任意売却の流れを知っておこう!
そもそも任意売却とはどのようなものかをご存じでしょうか。
住宅ローンの返済が滞ると、不動産は競売にかけられる可能性があります。
任意売却は、競売にかけられる前に融資を受けた金融機関から合意を得て、物件を売却することを指します。
ここからは、その流れについて説明します。
*ローンの残高を確認
まずは、今の自分の状況を整理しましょう。
ローンの残額が不動産の売却価格を上回っているか、下回っているかを確認します。
物件の価格査定は不動産の会社が行います。
*債権者の合意を得る
売却価格がローンの残債額よりも上回ってしまったら債権者から合意を得る必要があります。
売却価格についても了承してもらう必要があります。
*売却の活動をはじめる
通常の売却とは異なり、任意売却には期限が設けられています。
しかし、それ以外の違いはあまりないです。
内覧希望をする方がいたらスムーズに対応しましょう。
契約の際には債権者との細かい条件について意見を調整します。
また、引き渡しを円滑に進めるためにも取り決めの事項を明確にしておきましょう。
□任意売却のタイミングやタイムリミットとは?
ここまでは、任意売却の流れをご紹介しました。
実際に任意売却を選択する場合は、ある程度の流れを頭に入れておく必要があります。
任意売却のタイミングやタイムリミットについても確認しておきましょう。
まずは、タイムリミットについてです。
債権者の合意を得られていない状況では、任意売却はスタートできません。
したがって、開始する時期や売却期間は債権者との交渉次第で決まります。
売却が進まない期間が続けば、債権者は競売手続きをはじめてしまいます。
競売が始まれば、任意売却はできなくなるので注意しましょう。
次にタイミングについてです。
タイミングについてはローンの滞納期間がキーポイントです。
滞納から8か月後くらいに競売にかけられることが多いです。
競売の手続きが進み、入札開札日当日が来ると、任意売却はできなくなります。
□まとめ
今回は、任意売却のタイムリミットやタイミングについて紹介しました。
当社は岡山の任意売却を専門的に扱っております。
ご相談やご依頼は無料なので、まずはお気軽にご相談ください。