任意売却を始める時期について知りたい方はいらっしゃいませんか。
任意売却を始めたいと考えていても、いつから始めるべきか分からない方もいるでしょう。
そこで今回は、任意売却をいつから始めるべきかについて解説します。
また、任意売却を始めるうえで注意しておくべきポイントについてもご紹介します。
□手続きを始めるタイミングについて
保証会社から代位弁済通知が届いたタイミングから、任意売却の手続きをスタートさせられます。
その理由は以下の2点です。
1.金融機関は任意売却に応じる必要がないから
2.保証会社が抵当権を定めているから。
また、ローンの返済が難しくなった際はなるべく速やかに任意売却の相談を行いましょう。
手続き可能なタイミングは保証会社からの通知が届いた後ですが、手続きの準備は事前に行えますよね。
余裕を持った行動が、後悔の無い売却活動に繋がります。
このまま返済を続けられるのかしっかり考え、厳しいと判断した場合はできるだけ早く相談しましょう。
□知っておくべき任意売却の注意点について
1つ目に、引っ越しの費用を手に入れられない場合があることです。
引っ越し代を受け取れるのは任意売却の利点ではありますが、このシステムは実は強制ではありません。
あくまで、債務者の配慮によって成り立っているものなのです。
そのため必ずしも受け取れるとは限らず、困った事態に陥ってしまう可能性があります。
2つ目に、購入者が見つからないというケースです。
見落としがちですが最も重要ですよね。
価格設定が適切でなかったり、条件が悪かったりすると、なかなか購入者が見つからないという事態が起こる可能性があります。
購入者を見つけられないと、競売にかけられてしまい、最終的には売り手にとって損な条件で売却せざるを得なくなってしまうでしょう。
これらを未然に防ぐためにも、余裕をもって計画を立て、専門家と協議しながら任意売却を上手に進めていきましょう。
3つ目に、ブラックリストに載ってしまうことです。
任意売却後は長くて10年、短くても5年、借入ができなくなってしまいます。
つまり、ブラックリストに載ってしまうということです。
このような避けられないデメリットに関しては、任意売却の専門家からサポートを受けられるため、しっかりと説明を受けましょう。
□まとめ
今回は任意売却を始めるタイミングや注意点についてご紹介しました。
これらを参考に、後悔の無い任意売却活動が行えると良いですね。