固定資産税を滞納すると課税対象の不動産などが差し抑えられ、競売にかけられます。
このような状況にならないためにも、滞納している場合は速やかに納税する必要があります。
今回は固定資産税を滞納している場合の任意売却について紹介します。
岡山にお住まいで任意売却についてお考えの方はぜひ参考にしてみてください。
□固定資産税を滞納した家を売却することについて
固定資産税やその他の税を払えずに滞納してしまった場合は、家を売却できるのでしょうか。
家を差し押さえられた場合でも解除してもらえれば売却は可能であり、差し押さえられていない場合でも役所での相談が必要です。
ここでは、家の売却について紹介します。
*差し押さえられている場合について
差し押さえられている場合は役所に相談の上、差し押さえを解除してもらう必要があります。
解除には滞納分の税金の支払いが必要です。
支払いが困難な場合は分割で支払ったり、状況次第では交渉によって解除されたりします。
しかし、対応は各自治体のよって異なるため自分の住んでいる地域について確認しておきましょう。
*差し押さえられていない場合について
結論から言うと売却は可能です。
しかし、今後も税金の滞納を続けると差し押さえられる可能性は高まります。
この場合は、早めに固定資産税と延滞料金を支払い、売却手続きについて役所で相談をしましょう。
□任意売却の流れについて知っておこう!
ここまでは家の売却について紹介しました。
家が差し押さえられている場合やそうでない場合についてお分かりいただけたかと思います。
次に、任意売却の流れについて紹介します。
まずは、滞納が発生した場合は金融機関などから督促の連絡が入り、督促後でも支払いが不可能な場合、ローンの返済について協議します。
この場合は、任意売却を相談する相手を選びます。
次に、現在の状況や保証人、債権者の確認などを行い、不動産がいくらで売却できるのか査定します。
また、不動産会社と契約後に売却方法や債務解消について協議し、債権者や保証人との交渉後に滞納による差押登記の解除交渉を行います。
最後に、物件を売りに出して購入希望者を募り、購入者を選んで債権者の同意を得ます。
この際、売却価格によっては債権者の同意が得られず売却が不可能なこともあります。
そのため、しっかりと売却価格を提示して同意を得ましょう。
□まとめ
今回は固定資産税を滞納している場合の任意売却について紹介しました。
任意売却でお悩みの方はぜひ一度当社にご相談ください。